神地子ども会野球部★活動日記

1957年に設立した川崎市中原区で活動する「神地子ども会野球部」の活動模様を紹介しています!

神地(ごうじ)子ども会野球部の活動日記! 野球部員絶賛募集中!! まずは体験会に来てね!!! みんな野球初心者から入部したので、安心してください。^_^

#51 低学年・初試合&初遠征

先日、低学年チームが初めて野球(上投げ)の試合に挑みました。初試合が初遠征。そして対戦相手は、、、先日トス大会で神奈川県No.1になった浅田1.2丁目子ども会さんの低学年チームとの練習試合でした。

各代で優勝を何度もしている強豪チームとの試合は貴重な機会と判断し、時期早々ではありましたが、快諾することにしました。午前、練習後、遠征現地周辺の公園で昼食。ちょっと遠足気分でリラックスして試合ができればと。みんなワイワイ楽しんでました。そして、いざ試合!

2試合やり、2試合ともに完敗でした!
1試合目、相手の先発投手(3年生)はウチの4年生の主力投手と同等か、それ以上の投手で本当に驚きました。💦  2試合目の2人の投手(2.3年生)も好投手でした。打撃も守備も、何より『野球を知っている選手が多い』ことに1番驚きました。ルールは元より、試合にのぞむ姿勢がウチとは大きく差があり、しっかりしてるなと。同じ子ども会のチームとして、野球を初めてからの期間はそれほど変わらないのかなと。これには大きな刺激を受けました

神地低学年チームはどうだったか。というと、、。緊張や興奮のなか、選手一人ひとり、どう感じたか。帰りに選手個々に少し聞いてみました。

「すっごく楽しかった!」
「また試合やりたい!!」
「もっと練習して、今度は勝てるようになりたい!」
「練習でやってたことを忘れちゃった。」

「ストライクが入らなかった」
「まあまあできた!笑」
「もっと打てるようになりたい!」
「練習の時よりも声を出していけなかった」

良いことも反省もありましたが、選手達が自分で感じたことが何より大きなことだったのかなと思います!選手のパパさん、ママさんも初めての我が子の試合に、予想以上に興奮していました。とにかく初めての試合を素晴らしいチームと対戦できたことがよかったと思います。いつも練習をしているので、試合内容もある程度の想定はしていましたが、試合でしか経験できない選手の特性や良さも出ていました。

あまり体験したことのない速いピッチャーに対して、「打ってやろう!と向かっていく選手」「順応に対応して打った選手」「これ打てないな~と打席で感じていた選手」

 

守備についたときに「いろいろ考えながら動いた選手」「爪ばかり噛んでいた選手((笑))」「声を出す選手、出さない選手」走塁では練習時に毎回盗塁の練習をしていましたが、「盗塁をチャレンジした選手」「リード幅が練習時の半分だった選手(笑)」

試合では、その選手の特性、本質が出るのを改めて感じました。

今回、低学年の試合で1人、4年生の選手が参加してくれました。彼が参加してくれなかったら、そもそも試合ができませんでした。また入部して半年ほどの選手、1年生が多い為、彼が参加してくれたことはすごくチームとして助かりました。2試合目には、Oコーチと話をして、悩みましたが、彼に「キャッチャーやれるか?」と聞きました。本音は、彼はキャッチャーを経験したことがなかった為、どのような反応をするのか、、心配でしたが、「やります!」と真剣な表情で答えてくれました。その後、3.2年生のピッチャーのボールを一生懸命に捕り、難しいボールも止めてくれたり、見事試合を作ってくれました。私共にも気づけなかった彼の才能を垣間見ることができたこと、すごく嬉しかったですね!

彼はまだ4年生。彼に限ったことではありませんが、子供の可能性は、僕等が考える以上に可能性があると思います。1つのかかわりによって、1つの声掛けによって、1つの練習方法によって、選手の可能性を引き出せることがあります。全てうまくいくわけではありませんが、縁あって、その選手も、神地の選手達とも出会いをさせてもらいました。いち指導者として、親として、今、野球が上手いから、上手くないから、一生懸命やるから、やらないから、『良い・悪い』だけの判断ではなく、個々、それぞれの状況を観察し、考えて、少しでも向上、改善するにはどうしたら良いのか。を粘り強く続けていくことが、自分達には必要かもしれないと、最近思うことが多いです。指導者としても、親としても、嬉しいことも悩むこともたくさんありますが、(笑)そういう年月を経て、私たち指導者も、親も成長させてもらっているかもしれません。

Oコーチ、私も大きな刺激をもらいましたので、より今までの練習の見直し、選手カテゴリー分け、育成方法など、色々と改善をしていく良いキッカケになりました。

選手達の「すごい楽しかった!!!」「いっぱい練習して、次は絶対に勝ちたい!」

その、やる気、熱が、1番よかったことですね!

※後日、3年生の選手が、感想文を学校に提出していました。よっぽど印象的な出来事だったのかな(笑)

対戦いただきました、浅田一丁目二丁目子ども会の皆さん。
また神地の監督、上級生コーチの皆さん、浅田さんと繋いでくださり、ありがとうございました。