#45 秋は様々なドラマがある - 神地子ども会野球部★活動日記

10月も中旬になり、街の空気も匂いも景色も、秋になってきましたね～。
プロ野球もペナントレースも終わり、CS（クライマックスシリーズ）、日本シリーズと熱いゲームが始まりますね。

神地の選手も3連休、練習や練習試合をして元気にやっております！
学童野球の「秋」も、6年生は来月に最後の大会がありますし、5年生は最上級生の代が近づき、今月秋季新人戦が始まります！スポーツの秋！実りの秋！にしてほしいですね！

先日、6年生のキャプテンと練習の合間に少し話をしました。
「来月が最後の大会だっけ？」（勿論、知っていますが。笑）
「はい。そうです！」「そっかー。早いなぁ～。どお、調子は。チャンスはあるから、がんばってな。」「はい。僕がもっとチームを引っ張っていって、みんなでがんばって、やっぱ優勝したいです。」「そうだよな。まあ肩の力抜いて、楽しく思いっきりな。後悔のないように。チャンスはあるよ！」

彼の5.6年生時は担当していなかったので、久々に練習風景を見たり、時々、少し話をすると、随分大人になったな～なんて本当に感じます。3.4年生の頃とは、野球スキルも人間性も雲泥の差ですね。^_^

もう一人の6年生は、この時期にバットを新たに用意したそうです。この時期に？？と。でも、きっと彼なりの「最後の大会への決意」などがあるのだと思います。彼は5年生の頃、入部したので、遅い入部ではありましたが、すごく頑張っていると監督、コーチから聞くことがあります。監督もいろんな経験をさせようと、先日は先発投手に起用したり、4番で起用した時は見事タイムリーヒットを打ちました！

以前も、このブログで書きましたが、6年生の夏から11月の最後の大会までの数か月で、急成長する6年生をこれまで何人も見てきました。
ある選手は5年生で入部し、6年生の時にホームランを2本打った選手。またある選手は5年で入部し、6年生ではチームの本塁打王、打点王になった選手。またまたある選手は、腕にデットボールが当たり、泣きながら倒れ込んでいたりしていたのに（笑）6年生では、これもチーム打点王に輝く選手に。

スタッフや父母からの声ではなく、選手自らが「活躍したい！」「上手くなりたい！」「勝ちたい！」という強い強い想いを持ってくると、我々スタッフ、もしかしたら父母の皆さんでも想像できないくらいの成長を遂げることがあるということです。

練習をしていれば、試合をしていれば、

活躍する日も、ミスする日も、
嬉しい時も、落ち込むときも、
ポジティブの時も、ネガティブな時も、
必ずあります。

こうした色んな選手達の感情や様々な出来事を通して、上がったり下がったりの『いびつな成長曲線』を選手も私たちも描いていくのだと感じています。そして6年生の最後に『神地で野球して良かった！楽しかった！』と話す言葉には、選手それぞれのドラマがあるのだと思います。

ある選手のお父さんがいました。
そのお父さんはお仕事でなかなかグラウンドで我が子の姿を見る機会がありませんでした。ある日、時間が作れたようで、久々にグラウンドに来てくれました。久々に我が子の姿を見て、ビックリしたようです。
普段の家での様子、他の習い事では、見たことのない、「真剣に一生懸命に野球をしている姿」「チームメイトと楽しく野球をしている姿」「コーチに厳しく叱咤された時も、たくましくボールに向かっていく姿」その日をキッカケに、お父さんがグラウンドに来る機会が増え、最後の大会では一生懸命に選手達を応援されていました。
小学生の時期は長いようで、本当にあっという間です。是非グラウンドに来て頂き、選手の成長を見てほしいと思います。^_^

話は逸れますが、先日、嬉しい出来事がありました。コンビニで買い物をしている時に、「こんにちは！」と元気に挨拶してきてくれた去年卒部した選手、そのあと、もう一人の卒部生もいたようで、わざわざ店内に来て、「こんにちは！」「失礼します！」と挨拶をしに来てくれました。いやぁ～。うれしかったなー－ー。彼らは中学校の野球部、硬式野球などで、現在も活躍していますのでガンバってほしいですね。

いろいろ書きましたが、これからも選手、父母、スタッフ、一枚岩でがんばっていきましょう！