神地子ども会野球部★活動日記

1957年に設立した川崎市中原区で活動する「神地子ども会野球部」の活動模様を紹介しています!

神地(ごうじ)子ども会野球部の活動日記! 野球部員絶賛募集中!! まずは体験会に来てね!!! みんな野球初心者から入部したので、安心してください。^_^

#53 神地2023年始動!

神地子ども会野球部、2023年がスタートし、全学年、元気に参加しました。
毎年恒例の初詣、地域の凧揚げ大会、そして全選手、スタッフでの記念撮影、サッカーをしたり、選手達の元気な姿を観ることができてよかったです!

今週からはいよいよ練習がスタートします!昨年の良かったこと、課題、反省を踏まえ、今シーズンどうなっていくのでしょうか。
2月中旬からは練習試合が解禁となり、3月には大会が始まっていきますので、実質、集中して練習できる期間は約1か月半。まずは、この1か月半をどう過ごしていくかによって、春の各大会のパフォーマンスが変わっていきますが、寒い日が続くので、ケガには十分気をつけながら、体力も技術も全学年底上げできるような練習ができればと思います。

そして、2023年が終わる頃、「選手みんなが良い1年だった」と思えるようななればと思います!!!

先週、選手や父母の方々とも少しお話する機会がありました。
たくさん勝ちたい、上手くなりたい、神奈川県No.1になりたい。勝ってみんなでまた喜びたい、優勝狙えるからなんとか頑張ってほしいですね。などの声がありました。勿論みんな良い思いをしたいですよね。なので、たくさん練習して、がんばりましょう!^_^  毎年、この時期になると、改めて、今シーズンのチーム、また選手一人ひとりのことを考えます。

どうしたら、
スローイングは良くなるだろうか。
バッティングは良くなるだろうか。
守備は良くなるだろうか。
勇気を持って、チャレンジできる子になるだろうか。

自分の子だけの視点から、パパサポート~コーチとなり、早8年、あっという間でしたが、その時その時でいろんな出来事がありました。そんなときに親として、コーチとして、時折勉強させてもらっているAさんの見解や紹介記事を一部記載させていただきます。

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■厳しい練習・厳しい言葉(記事一部抜粋)

野球を指導している上で厳しさは必要です。楽しいとは楽ということではない。
何でもかんでも「楽しい」ではなく「厳しい練習」から生まれてくる。試合でのワクワクするような楽しさが本当の野球の楽しさだと思っています。
何でもかんでも楽しいのであれば、公園で遊ぶ野球と変わりがないことになってしまいます。公園で遊ぶだけなら指導者の方から厳しい言葉をかけられることもなければ、厳しい練習も必要ありませんから。

厳しい練習をする先に待っているもの・・
それが本当の「野球の楽しさ」です。
楽なものは楽しくないし、本当に楽しいものに楽なものはない。

上に行けば行くほど厳しいことは多くなっていきます。
ですが、試合で打ったヒットの感触・試合で勝った喜び・・そういう一瞬の喜びが忘れられずにまた厳しい練習に野球少年は涙し汗を流します。

怒りに任せている「厳しさ」ではない。
その子供にそういう喜びを味わせたい・・
その想いから時には厳しさが必要になってくるときがあります。

指導者として・・「厳しい練習」をする時があります。
親として・・『厳しい言葉』を子供にかける時があります。

その子供たちに「厳しさ」を我々は指導者として・・親として・・どのように子どもに伝えるべきなのでしょうか?エラーをした子がいる。許せない自分がいる。自分の自己満足で怒りで100本ノックを打っても子どもには伝わらないのです。子供のためを思って打つ100本と怒りに任せている100本を子供は心でわかっています。
大事な場面で三振した我が子がいる。親として自分が気が済まないからと「なんであの時打てなかったの!」と怒りに任せている親の声は子供には響かないのです。

厳しさの中にあるもの
指導者が行う「厳しい練習」も、親として言う「厳しい言葉」も「敢えて」なのです。『厳しい』という漢字の中には『敢えて』という漢字がきちんと入っています。皆さんも『敢えて厳しい事を言うけど…』って言いませんか?

この『敢えて』は、誰のためか…
そして、漢字のように、『厳しさの中に敢えて』という愛情があれば、それは『優しさ』になるのではないでしょうか?一見真逆そうな『厳しさ』と『優しさ』は敢えての気持ちが入る事によって似ている意味になる気がします。

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■野球経験のないお父さん(ヘッドコーチ)の話を紹介(記事一部抜粋)
野球経験がない父
「野球は未経験のド素人ですが、チーム・子ども達の為に出来る事があれば 何でもやります。自分使って下さい!」
こうスタッフに言ってくれた選手のお父さん。あの日から ちょうど2年。野球未経験 → コーチ → 塁審 → 球審 ・・ お父さんコーチの「挑戦」が止まらない!

自分はずっと野球をしてきたから・・コーチ・ヘッドをお願いされた時は二つ返事が出来た。野球人なのに初塁審は不安だったし、球審の経験はまだ無いし、出来れば避けて通りたい。野球のルールって多くて、時に超複雑だから・・いや、大勢の前で、選手の前で失敗するのが怖いだけだな。

子供ために・・
あの日から お父さんコーチは、ルールを勉強し・・野球の本を読み、選手達と一緒に汗を流してくれた。更には、チーム運営で不可欠な審判も勉強し・・塁審に挑戦し・・理事も引き受け・・先日ついに球審デビューした。「プレイ!」のコールを忘れたり・・ジャッジに迷いやミスは当然あったが・・全力で取り組む姿は、カッコよかった。

こういう大人の頑張る姿や挑戦する姿・・成長し続ける『背中』を見て・・子ども達は育つんだろうな と改めて思った。

試合中にお父さんの解説はいらない。皆さん・・この記事を読んでどう感じたでしょうか?時には指導者の方に不満があるかもしれません。
でも・・
このお父さんのように【子供のために】【チームのために】と野球のルールを一生懸命勉強して審判をしたり・・野球経験がなくても練習メニューを考えてコーチになって・・素晴らしいお父様だと思います。チームに何の協力もせずに(お仕事など出来ない場合は別です)・・試合の時は解説者になって指導者を批判するお父様がいたら・・この方の記事を読んで何かを感じていただきたい。

『何であそこでバントなんだよ』『ウチの監督は野球を知らねーな』などと言う暇があったら自分で何か出来ることを探すべきではないでしょうか。
私の経験上・・こういう野球解説をする人に限って審判などをやらない人が多い気がします。このお父様のように・・野球経験がなくても子供のために出来ることを探し・・色々なものにチャレンジする心。それが実は一番かっこいいことなんだと僕は思っています。
そして・・
毎回毎回試合で指導者の批判をするお父さんよりも・・こういう一生懸命なお父さんに感謝することを子供達は知っています。口は嘘をつくが行動は嘘をつけない。改めてそう思わさせてくれたお話でした。

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時折、上記のようなAさんの記事を読んでは反省したり、共感したり、勇気をもらったりしています。
さて、今週、実は神地のお父さん達が、子供たちの為に審判講習会に例年以上に参加してくださることになりました。本当に素晴らしいことだと思います!!特に野球経験がないお父さんも参加されます。いち親として本当に尊敬します。
2023年、神地が、更に躍進しますように。今年も宜しくお願いします!

ではまた!